誰でも作曲できる時代になって思うこと。
新しい音楽を求めて聴く人より
作る人の方が多くなる?
供給過剰で需要が不足、聞こうとする人が減っても作る人の作りたい願望は永遠に尽きないので世に出回る力作、秀作が天文学的に散らばることに。
自分のようなアマチュアで対費用効果など度外視して音源やら機材に投資して趣味まっしぐらの自己満足な人間にとってはさほど問題ではないでしょう。
でもプロの方々、メジャーを目指すバンドやグループの方々、すでに生業にされている方々にとってこれほど困難な環境になるとは…
そもそも人間に与えられた音域や音色や発声の種類、表現力、解析力、メロディーの数、コード進行、リズム、…
これらを掛け合わせてできるものは天文学的数値で一見無限のようですが、将棋やチェスの駒の動かし方と一緒でそのほとんどは意味がない手、候補にも上がらない無効な組み合わせでしょう。
3コードCFGをCDEにして気持ちのよい音楽は作れない(おそらく)。
人を感動させるメロディー、サウンドはもうすでに脳細胞のあちこちに刻まれていて、人生経験の中で数回ばったり出会った刺激的な音楽と相まって、いざ作らんとする時に本能的に引き出しから出しているに過ぎないのではないかと(それでいいのだ)。 …つづく
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